https://mainichi.jp/articles/20200324/k00/00m/030/159000c


フランス、ドイツなど欧州15カ国入国拒否へ 日本人帰国なら全員検査 新型コロナ
毎日新聞 2020年3月24日 17時09分(最終更新 3月24日 17時09分


 政府は新型コロナウイルスの感染が拡大するフランス、ドイツ、オランダなどの欧州15カ国を新たに入国拒否の対象に加える方針を固めた。一部地域が対象だったイタリア、スペイン、スイス、イランは全土に広げる。新型コロナウイルス感染症対策本部会合で近く決定する。


 この計19カ国に過去2週間に滞在した外国人の入国を拒否し、日本人が帰国する場合は全員にPCR検査(遺伝子検査)を実施する。外務省は23日、19カ国の感染症危険情報をレベル3の「渡航中止勧告」に引き上げた。

 入国拒否の対象となるほかの欧州の国はアンドラ、エストニア、オーストリア、スロベニア、デンマーク、ノルウェー、バチカン、ベルギー、マルタ、モナコ、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク。これまで中国、韓国の一部などが対象だった。【杉直樹】