東京オリンピック延期 記述変更迫られ 21年度中学教科書検定
毎日新聞 2020年3月24日 14時12分(最終更新 3月24日 21時40分)
https://mainichi.jp/articles/20200324/k00/00m/040/118000c

 2021年度から中学校で使用される教科書の検定結果が24日公表された。今夏の東京オリンピック・パラリンピックに関連するページが社会や数学、保健体育など多くの教科に入ったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開催の延期が突然決まり、教科書会社は記述の変更を迫られそうだ。「これほどの規模での社会的変化があること自体がまれ」(文部科学省担当者)で訂正の量は前例のない規模になる可能性がある。

 東京五輪関連の記載は、形の異なる四角形を組み合わせたエンブレムの構造を解き明かす(数学)▽新国立競技場の建築技術と持続可能な社会について考える(技術)――など。大会後のレガシー(遺産)についての記述もある。日本文教出版は地理で東京への一極集中についてディベート(討論)する探究学習のページを設けるなど複数の教科で東京五輪に触れた。

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