新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、東京の銀座や六本木などのクラブやキャバクラからも客足が遠のくなか、29日に亡くなった志村けんさん(享年70)は「俺が来てやる」と明かしていたという。

「1月中旬に胃のポリープ切除手術をしたとのことでしたが、2月には六本木の高級キャバクラで目撃されていた。さすがにお酒はあまり口にしていませんでしたが、それでも“退院祝い”も兼ねて高いお酒を入れていた。執拗なお触りも以前と変わらず女の子を困らせてましたが(笑い)。六本木は経営で苦しむ店が増えていますが、『俺が来てやる』と言っていたのですが…」(港区の飲食店関係者)

 困っていると聞くと放っておけず、女の子には直接現金を渡す豪快さもあった志村さん。夜の街でも義理堅く、お気に入りの子が六本木から銀座に移っても店に通う優しさもあった。銀座は2月中旬ごろから新型コロナの影響でさらに厳しさを増していたが、志村さんは“生涯通う”と言っていたという。

「志村さんは昔から『銀座で飲むために結婚しない』と言うほど“銀座愛”があった。お祝いの会などもわざわざ銀座でやって、お金を落としてくれていた。店ではコロナの話題も当然出るのですが、“コロナで客が来なくなっても俺が来る!”と話していたほどでした」(芸能関係者)

 しかし、そんな願いはかなわなかった。3月上旬まで銀座に姿を見せ、コロナの影響を心配していた志村さんが、コロナによる肺炎で亡くなってしまった。

 コロナの影響か、最近の銀座は休業する店が続出している。いまごろ天国で、志村さんは心配しているかもしれない。

2020年03月31日 11時30分
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銀座愛を貫いた志村さん

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