感染拡大の影響 おしぼり業者も

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20200401/1040009328.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

新型コロナウイルスの感染拡大による宿泊客や飲食店の客の激減が表面化していますが、
こうした業種につながる関連業種にも影響が広がっています。

山梨県富士河口湖町のおしぼりのリース会社では、ホテルや飲食店向けのおしぼりの納入数が大幅に減っています。
山梨県富士河口湖町にある正社員とパートあわせて従業員14人の布おしぼりのリース会社は、
1週間に10万本から15万本のおしぼりを富士山周辺のホテルや飲食店などに納めています。

ここ数年、富士山とその周辺の観光地のインバウンド需要を背景に安定した業績をあげてきましたが、
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で宿泊客や飲食の客が激減したため、おしぼりの発注も減りました。
先月の納入本数は去年の同じ時期に比べて3割近く減り、特に宿泊業に限れば半減しているということです。

仕事が減ったため会社では、先月からおしぼりをクリーニングする工場の稼働時間を
短縮する生産調整を行ってきましたが、さらに、1日と2日は工場の稼働を止めざるをえないということです。
「クリーンリース」の小林正幸営業部長は「複数の顧客から『しばらく休業する』という話がありました。
いつまで続くか、いちばん不安です」と話しています。

また、会社が心配しているのは風評被害です。
扱っている布製のおしぼりは、使い捨てのものと比べて
衛生面で不安があるのではないかという声もあるということです。
このため会社では、「おしぼりはコロナウイルスの消毒にも効果があるとされる
次亜塩素酸ナトリウムで消毒し、国の衛生基準をクリアしている」
と訴えるチラシを飲食店に配るなどして理解を呼びかけてます。

小林さんは「布製のおしぼりは安全ですのでぜひ使ってほしいと話しています。

04/01 11:57