南米エクアドルで最大の滝として知られる「サンラファエルの滝」が「消失」していることがわかった。
米航空宇宙局(NASA)が明らかにした。
上流に発生した陥没穴に水流の一部が吸い込まれてしまった可能性が指摘されている。

コカ川にあるサンラファエルの滝は人気の観光地で、毎年数万人が訪れるという。
滝では約45メートルの高さからクレーターのような滝つぼに水が落下していた。

NASAによれば、滝は現在、3つの細い水流となっている。
エクアドルの旅行サイトによれば、滝へのすべての観光は打ち切られている。

エクアドル環境省の専門家によれば、2月上旬に上流で起こった出来事によって、現在の流れ方に変わったという。
同省の技師は、滝へと続く川の土台部分が崩れた可能性があると報告していた。

しかし、正確な原因については断定できなかった。
原因については、自然現象や水力発電所の建設の影響などが指摘されている。

写真:南米エクアドルの滝「サンラファエルの滝」が「消失」していることがわかった/NASA
https://www.cnn.co.jp/storage/2020/04/02/5090674ae855777ae75a2c98458f856d/t/768/432/d/200401161858-01-san-rafael-waterfall-super-169.jpg

https://www.cnn.co.jp/fringe/35151762.html