【軍事史】大木毅さん新著「戦車将軍グデーリアン」 独軍名将の虚像に迫る 「電撃戦」の立役者、「戦略次元」では「多数の疑問符つく」
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『戦車将軍グデーリアン』の著者、大木毅さん=東京都千代田区で
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第二次世界大戦における大日本帝国の敗北は、軍事同盟を組み同じく敗れたドイツが大きく影響した。しかし独軍事史研究は、日本ではあまり深まってこなかった。そうした中で近年、この分野の第一人者である大木毅さん(58)が相次いで新書を著し、ベストセラーとなっている。新著『戦車将軍グデーリアン』(角川新書)について話を聞いた。
主人公は、第二次世界大戦のドイツ軍人の中で「飛び抜けて有名な3人のうちの一人」だ。第二次世界大戦が始まるや、独軍は宿敵フランス軍を撃破、イギリス軍も大西洋に追い落とした。未曽有の快進撃で世界を驚かせた「電撃戦」の立役者。戦史ファンが知るグデーリアンの像は、そんなことだろう。実際、本著は数々の具体例を挙げて「作戦次元での戦役指揮においては卓越していた」と結論づける。しかし個々の戦闘レベルではなく戦争全体に勝利するための「戦略次元」では「多数の疑問符がつく」としている。
ではなぜ、グデーリアンは「名将」との評価を戦後長く得たのか。大木さんは多くの資料によって「虚像」の成立過程に迫る。「欧米諸国での研究成果をもとに、自分の解釈を加えたものです。新しい資料を見つけたわけではありません」と話すが、「現在の定説」を描いた、という自負もにじむ。
ドイツ軍に関する書籍は日本でも多数ある。だが新味がさほどない。「日本のアカデミシャンが戦史、軍事史を等閑視してきた。語学の問題もあって、ドイツ軍史の研究が行き届かなかった」という背景がある。
一方、大学でドイツ現代史、国際政治を学び、ボン大学に留学した経験もある大木さんは、日本ではほとんど知られていない欧米の研究を取り入れてきた。その積み重ねを2019年、相次いで世に問うた。まず「3人」のうちの別の一人を取り上げた『「砂漠の狐」ロンメル』(同)。さらには『独ソ戦』(岩波新書)を著しともに版を重ねている。今後は「3人」の残る一人、マンシュタインの評伝に挑む。新たな読者層をさらに開拓しそうだ。【栗原俊雄】
毎日新聞 2020年4月1日
https://mainichi.jp/articles/20200401/dde/014/040/005000c?inb=ra 兵站が尽きて
アルデンヌの森を突破させた機働部隊を
燃料切れで放棄した馬鹿だっけ? 確かポーランド侵攻の時でさえ突出させた戦車が師団レベルで壊滅していたような気がした 名将として聞いたことないがな
機甲部隊を整備しただけで 機甲部隊を整備し、電撃戦という体系を生み出したのは戦略レベルじゃないのだろうか? >>4
第二次世界大戦ブックスで育った俺はグーデリアン派 >>4
俺もそう思ってた
40年くらい前のことだけど 航空支援と機甲部隊のセットの破壊力
それは認める必要があると思う >>1
マンシュタイン
ロンメル
グデーリアン
デーニッツ
フォン・シュタウフェンベルク
ガンダムに喩えて説明して! 電撃戦って電撃後に何するつもりだったの?
歴史だと何度やっても序盤優位だけど反転攻勢されて補給が切れ
最前線で各個撃破されておしまいだったよね グデーリアンは虚像と言ってもそれに惨敗したポーランド軍フランス軍英国派遣軍の立場はどーなるのだ
マッカーサーも名将でもなんでもないと言う人がいるがフィリピンでその大したとこのないマッカーサーに大惨敗した山下将軍がかわいそうだ つまりは裸拳で窓硝子を打ち破る
手は血だらけになる
こういう事だろ この人の独ソ戦に呉座勇一さんの推薦文があったのでAmazonで買って
読んだが、通り一遍のドイツを貶してソ連を持ち上げるパターンで
失望した。 ロンメルにも戦略的観点がないみたいな評価だったなこの人 この人は確か立教大学の大学院生の時に、ドイツ語の文献を発掘して
かなり大きな業績があったはず。 グデリアンは堂々と上官に逆らう人だったらしいからな
ロンメルもそうだったらしいけど そもそも全体の戦略描いてたのヒトラーなんだからそれ言ってもしょうがなくね?
もっと言えば世界恐慌の時点で詰んでるし 掛け値なしの名将はマインシュタインだけかな?
次点でジューコフ >>28
そりゃ適当に北アフリカ牽制するだけのお仕事でスエズに突撃したお馬鹿だもの? >>22
速効で攻めて反撃態勢取れないうちに敵を降伏させるのが目的の戦術、だったかな
これが達成出来ない場合は失敗 電撃戦で前線突破しても後方で拠点死守されるとグダグダになっちゃうんじゃマイカ
ソ連軍は補給なしでゲリラ戦やるんでしょ >>26
それなあ。
ドイツ下げソ連上げ、ソ連赤軍の作戦術マンセーでちょっと閉口した。
逆側に振れすぎ。 制空権を握り地上戦で敵を蹂躙する
湾岸戦争イラク戦争アフガニスタン戦争でもアメリカ軍はこれを徹底した
戦術の基本なんだろうがその「基本」という礎を築いたのは凄いと思う 米軍も自衛隊も、ロシア軍も中国軍も
世界中の軍隊が今でもこの人が考案した電撃戦を模倣してる
もちろんやり方は精緻になったが基本的には同じもの
このやり方じゃないと勝てない
偉大な軍略家
ちなみに日本人が独自に編み出し全世界の戦い方に影響を与えた戦法はない >>22
前提としてWW1みたいな塹壕戦があって
塹壕戦をなんとかするにはどうするかっていうので
敵の戦線を突破して背後に回って包囲すりゃいいじゃんって考え方
まあ、火力が発達する前は騎兵で突破できたんだけど
火力の発達で騎兵が無力化されちゃったから、その代わりに戦車になった >>22
首都を占領して政治的に勝つ短期決戦思想だよ >>46
国境からモスクワまで1000kmは長かったな ,.-ー .、 ,.-- 、
,' ,ィノ-ィ ; i
i / `'! i
'r.'´ノ'_λ_'リ〉-' >>42 T字型戦法敵前回頭の世界の東郷を舐めるんじゃねえ!(考えたの秋山だけどw
〉∩ ヮ ノi(、.__,へ,
L!_ヘ '‐とi)___;i_/つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ >>42
リデル・ハート「」
フラー「」
トハチェフスキー「」 バルバロッサ失敗したのは色々読みが甘かった&運が悪かったせいで
電撃戦という戦術自体は間違っていなかったと思う 猫だましと同じで1回目しか引っかかってくれない
タネがばれてしまえば縦に長く伸びた戦列を撃破されて終わり >>42
>ちなみに日本人が独自に編み出し全世界の戦い方に影響を与えた戦法はない
飛行機で戦艦沈めただろ そもそも当時のドイツ陸軍は自国製戦車が足りず訓練用のT号戦車を実戦投入したりチェコ製の38(t)を主力にしたりと装備が貧弱だった
こんな状況で戦争始めた政権の狂気 >>51 日本人が独自に編み出し全世界の戦い方に影響を与えた戦法
日本赤軍による無差別テロ >>52
運が悪かった→総統が悪かった
ダンケルクの件もな >>57
総統閣下「ゲーリングが出来るって言ったし、空軍にも手柄立てないと陸軍(反ナチ勢)が調子乗るし……」 本郷健訳「電撃戦」上・下巻読んだけど
彼自身は、所謂「フロントライン・シンドローム」に悩んでいたみたいだね。
ヴォルフスシャンツェに篭り、YESマンに囲まれ前線の過酷さを省みようとしない総統閣下もとへ
直談判しに行くところなんて、中間管理職の悲哀を感じさせる。 >>54
その戦い方はとっくに廃れた
現在では水上艦には潜水艦かミサイル この人の書いてるロンメル伝もしばしばスタンドプレイを行って上官や同僚と衝突したことや、ドイツの将軍に特有の戦略眼の欠如をロンメルも持っていたというのを問題に挙げてるけど、それでも人格の高潔さは評価してる
それに比べるとグデーリアンに関してはけっこうがっつりホロコーストに関わっていたり、ヒトラーから農場やら金やらもらってたことや参謀総長代行としてはイエスマンだったこととかかなり辛辣な評価になってる
だから戦後の窮乏期に書いた自伝や著作も相当盛ってる部分や都合の悪い部分をに触れてなかったりとか、ヒトラーに物申せた硬骨の指揮官というイメージが大分崩れるかも
次はマンシュタイン伝書きたいって言ってるそうなのでどうなるか楽しみ
>>26
軍オタの間ではもう常識になってるけど、今までのドイツ軍評価があげすぎで実際はかなりダメな軍隊だったと言うだけの話ですが 韓国人が編み出した戦法
後方戦力(女子供)の撃滅
民族浄化(ライダイハン)
安倍が編み出した戦法
生物学兵器 >>63
それを言うなら電撃戦だって既に廃れとる。
電撃戦で重心を突けば敵国が簡単に崩壊するような時代じゃなくなった。 >>64
ドイツ軍が得意なのは実は防御戦の方な
イタリアにおけるケッセルリンクとかな 赤城おろし毅さん最近ラノベ書かないな
>>8
ラノベ作家だよ >>67
ケッセルリンクはたまたまイタリアが防御しやすい地形なのが幸いしてた、という気もしないでもない。 イラク戦争なんか電撃戦だと思うけど
統治できなかったのは別問題 戦後はアメリカ軍に呼ばれて講義してたよね。
アメリカ軍の先生にイチャモン付けんの? 「電撃戦」も後でマスコミが作った言葉をドイツ軍がプロパガンダで取り入れたもので、フランス戦当時はそんな作戦はそもそも考えていなかった
あれはマンシュタインプランに見事に英仏がひっかかったことと、グデーリアンやロンメルが命令をしばしば無視して突進したことが結果的にフランス軍を混乱させたことによる成功だったりする >>28
でもロンメルは連合軍の上陸侵攻地域をノルマンディーと予想してたんだぜ、ヒトラーもだけど。 >>71
それはイギリスの軍事評論家のリデル・ハートがグデーリアンを評価したことが元なんだけど、実はグデーリアンがリデル・ハートを自著で褒めたことでお互いに協力するようになったというトホホなネタバラシが「戦車将軍グデーリアン」でされてる >>72
独ソ戦もキエフ方面への迂回を無視していれば
最初だけでも少しマシな結果になったかもね
最前線への補給が追い付かないから結局負けただろうけど 日本陸軍はドイツ被れだったのに電撃戦とかなぜ導入しなかった? >>74
なお、上陸作戦開始時に当の閣下はベッドで寝ていた模様 >>78
というかバルト三國から一気にレニングラード攻撃陥落させたらよかったのになぜ戦線拡大させたんだろ?それ以前になんで両面作戦覚悟でソ連と開戦したのかも不明 >>79
日本の場合、すべては貧乏が悪い。
それでも豆戦車と銀輪部隊のマレー進撃ぐらいはやったよ。 >>31
海軍には海軍の、空軍には空軍の戦略がそれぞれあって
その上の国家レベルの戦略を考えるのはヒトラーで
グデーリアンの采配でどうにか出来るのは精々陸軍の戦略だからね。 >>77
まあ、大木のグデーリアン像って自分で翻訳したフリーザーとかの受け売りじゃね?って気もするが。 >>26
独ソ戦キルレシオ 5:1 のソ連軍が優れてるって?
ベルリン攻略ですら10万人も犠牲出してて、戦争末期には人員補充が枯渇しかけてたのに
ソ連兵だって本当に畑で採れるわけじゃねーから
レンドリース無けりゃ、若しくはバルバロッサが当初予定通り史実より一ヶ月早く始まってりゃ負けてたろ 独ソ戦はよく分からん
縦深と生産拠点の位置考えりゃ、継戦できてりゃドイツに負ける要素は無いが
モスクワ陥落してスターリン暗殺とかになればどうなるか分からんのでな >>81
レニングラード入りたくなかったのは、
市街戦をやりたくなかったから、包囲して餓死させるという戦術を取ったんだけど、
結果的に耐え抜かれたから悪手だった
二正面作戦になったのは、空軍が半数の戦力を費やしても英国を落とせなかった
(無線傍受されているのを気づけなかった)から、
これ以上東側に構っていると西側から攻められると踏んで切り替えた
ということらしい 電撃戦も最近の研究で兵士に覚醒剤を与えて長時間戦闘させた結果だとわかてきたからなあ。 >>82
戦艦大和作ってた割りに、陸軍には予算来なかったのか?国民党軍がドイツ式の最新装備になり日本軍苦しめたのを見たら優先事項高かっただろうに。当時の日本は貧しかったから仕方ないが 純戦略的には、ノヴォシビルスクに生産拠点があるのでモスクワ陥落とか無意味
ちょっと戦線が下がるだけのお話 >>90
精神力があるからそのような物は不要である‼ >>78
あれはあれで正しかったっんじゃね? 敵の大兵力を殲滅出来るうちに殲滅するのは正攻法中の正攻法
なんだかんだでスターリングラードまでは良くやった。
スターリングラードで市街地に大兵力を呑み込まれたのが失策。
あれで隣接戦区が薄くなり、包囲を許してしまった。 独ソ戦キルレシオ 1:5 のドイツ軍は最強ニダ
でも無条件降伏で東西分断 >>87
ソ連の象徴とも言うべき、レニングラードを陥落させればソ連とスターリンの権威は失墜しその時点でソ連は崩壊していた。犠牲と得られる政治的な効果を考えたらスターリングラードなんで比にならないだろ。
たしか独ソ開戦の理由としてソ連と当時のドイツ同盟国のルーマニアが領土問題抱えて緊張しておりそこから東欧にソ連が漬け込んでくるのを警戒したドイツが先に仕掛けたなんて話を
高校の世界史の授業で聞いた >>91
交通の要衝だから戦略的意味あるよ
それにモスクワを占領してしまえば、赤軍はモスクワに対して弧状に展開するので赤軍の戦力外密度は低くなる・・・ドイツ軍への圧力が低減する。 ウリならモスクワやレニングラードを取ったニダ
ネット将軍の武勇談 俺が大学で授業を受けた先生はSSの研究とかしていたな。 補給の問題はヒトラーが車両が好きで、鉄道網を利用するのが後回しになったのも響いたとか。
おまけにホロコースト貫徹で、占領地の鉄道網はユダヤ人輸送に悩殺される始末。 この人、赤城毅なんだ。1冊読んだけど、そこで止めた。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています