京都市は4日、三菱京都病院(同市西京区)に勤務する50代の男性医師が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。同病院は4日、ホームページ(HP)で医師の感染を公表したほか、感染拡大を防ぐために5〜7日の3日間、救急や外来診療などの受け入れを中止する。

 市によると、医師は3月29日にせき、同31日に約39度の発熱の症状が出た。31日は勤務日で、患者数人を診察したとみられる。市は今後、患者や接触のあった医療従事者の把握や健康観察を進める。

 勤務医の感染確認を受け、同病院は救急▽外来診療▽人間ドック▽新規の入院患者――の受け入れを中止。現在入院している患者の診療は継続するが、入院患者への面会は当面の間、原則禁止する。【小田中大】

4/5(日) 0:25配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200405-00000001-mai-soci