WHO=世界保健機関のテドロス事務局長は、対応が「中国寄り」だとして資金拠出の見直しを示唆しているアメリカのトランプ大統領に対し、これまで通りWHOへの資金拠出を続けてほしいと要望しました。

「(アメリカに)WHOへの資金拠出を続けてくれるよう望みます」(WHO テドロス事務局長)

WHOのテドロス事務局長は13日の記者会見で、アメリカはWHOの最大の貢献国であり、トランプ大統領は協力的な印象だとして、資金拠出を続けるよう要望しました。その上で、アメリカとWHOとの関係はとても良いし、今後も良好な関係が続くことを望むとしています。

両者の関係をめぐっては、トランプ大統領が新型コロナウイルスでの対応が「中国寄り」だと批判し、WHOへの拠出金の額が公平では無いと不満を訴えていて、今週中にもトランプ政権としての立場を表明するとしています。

ソース:TBS NEWS【2020/04/14】
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3955449.html