吉野家ホールディングスが14日発表した2020年2月期連結決算は、純損益が7億円の黒字となり、前期の60億円の赤字から黒字転換した。新商品がヒットしたほか、うどんチェーンの「はなまる」なども堅調だった。21年2月期の業績予想は新型コロナウイルスの影響で算出が困難だとして、未定とした。

 20年2月期の売上高は、前期比6.8%増の2162億円だった。牛肉が大盛の2倍の牛丼「超特盛」やフィットネスクラブのRIZAPと共同開発した「ライザップ牛サラダ」が好評だった。

 足元では外出自粛によって客数が減少している。売り上げの減少は避けられない見通しだ。

2020/4/14 17:49 (JST)
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