三陽商会、5カ月で社長交代へ 最大150店閉鎖検討 新型コロナで経営悪化

 三陽商会は14日、1月に就任したばかりの中山雅之社長が副社長に退き、大江伸治副社長が社長に就任すると発表した。
 同日の取締役会で決定し、5月開催予定の株主総会後に就任する。
 業績立て直しのため、不採算店を最大150店閉鎖することを検討している方針も明らかにした。

 同日発表した2020年2月期連結決算は、純損益が26億円の赤字だった。
 赤字は4年連続。
 消費税増税や台風19号などの自然災害の影響に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が一段と悪化した。(共同)

毎日新聞2020年4月14日 18時54分(最終更新 4月14日 18時55分)
https://mainichi.jp/articles/20200414/k00/00m/020/177000c