【研究】500年前に失われた青色「フォリウム」を再現したら未知の新物質を発見
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
現在、身の回りにある染料のほとんどが、化学合成によって作れた「合成染料」です。逆に、花や草などの自然の色素を使った「天然染料」は、芸術の世界を除けば、ほぼ使われず、製法すら分からないものもあります。
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/04/e04d640aa6b65a574a2605fa614aff5e.png
例えば、中世の写本の装飾には「フォリウム」という、青色の天然染料が使われていましたが、活版印刷の普及によって出番が無くなってしまいました。
しかし今回、リスボン大学の保存学者マリア メロ氏が失われた青色染料「フォリウム」を再現に成功しました。
保存学者であるメロ氏らは、活版印刷以前の書物を修復、保存するために「フォリウム」を復活させる必要があったのです。
では、「失われた色」は一体どのように復活させたのでしょうか?
絶滅した言語で書かれた書物に製法のヒントが…
メロ氏らは最初にフォリウムの原料を書物から見つけ出しました。
しかしフォリウムの製法が書かれていた書物は、過去にユダヤ人が使用していた絶滅言語Judeao-Portugeuse(ユダオ-ポルトガル語)で書かれていたため、翻訳に手間取りました。さらに、原料である植物が「毛もくじゃら」な見た目をしていることや、染料の製法についての記載はあったのですが、ユダヤ人の言語では、的確な植物の名前がわかりませんでした。
そこでメロ氏らは実際にフィールドワークに出て、書物に書かれた「毛もくじゃら」な植物の実を探しました。
3ヶ月にわたってフィールドワークをした結果、ポルトガル南部の町モンサラスで「Chrozophora tinctoria(通称ダイクロトン)」という植物を見つけました。この実を潰すと「フォリウム」の青色の染液が得られたのです。
Chrozophora tinctoria(ダイクロトン)の実
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/04/ChrozophoraTinctoria.jpeg
青色染料「フォリウム」の中には未知の分子が含まれていた
青色の天然染料といえば、青い花や果物に見られる「アントシアニン」やジーンズを染めるために使われる「インディゴ」があります。
どちらの染料も、染液の分子構造が解明され、医薬品としての価値や、化学合成することができないか研究されてきました。
よって、メロ氏らも「フォリウム」の染液にはどんな分子構造を持った物質が含まれているのか、NMR(核磁気共鳴装置)などの構造分析機器や、Gaussianなどの計算化学ソフトウェアを使って調査しました。
その結果「クロゾフォリジン」という新しい分子が、フォリウム中に含まれていることが分かりました。
クロゾフォリジンの構造
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/04/04739b9adddfe3926c73cc9373d5a98c.png
失われた青色「フォリウム」を再現するために始まった研究が、結果として未知の新物質「クロゾフォリジン」を発見しました。
「クロゾフォリジン」は中世の書物を保存するだけでなく、医薬品への利用など、多くの役割を持っているかもしれません。
この研究は4月17日付けで「Science Advance」に掲載されました。
https://nazology.net/archives/57315 子供の頃、庭の花をすりつぶして色水作って遊んだわ。
自分では魔女のつもりだった。 青と緑は清々しい気分にさせてくれるから好きだ
火を連想させる赤より落ち着くのはやはり本能なのかね >>6
俺も男なのに魔女になった気分でやってたわー >3ヶ月にわたってフィールドワークをした結果
結構あっさり見つかったな ターバンを巻いた女だったか
あの青はなんだろ石かな >>1
今のユダヤ人は正当でないから言語わからんわな 未知の物質なのに「クロゾフォリジン」て名前があったの?命名したのか
クロゾてなんや >多くの役割を持っているかもしれません。
何この俺たちの戦いはこれからだ、見たいな終わり方
元記事も同じで知りきれトンボやんけ >>13
青いターバンの少女はいつの間にか真珠の耳飾りの少女にタイトル変わった
ターバンば差別的?それとも日本だけの名称だったのかな 数百年以上前に失われた染料の素材を探し当てたらそこに未知の分子がありました
それだけで科学的に立派なことなんだけど
記事にするときはあえて「これがなんか役に立つかも」を付け加えないといけないのかね
まあ何に使えるのかというのも科学的に立派な課題なんだけど >>19
クロゾフォリジン=
ラテン語で「歴史に忘れられし物」の意味
まあ嘘だけど >>21
変わってないよ前からいろんな呼び方がある ガキの頃ニュースで、帝王紫の再現に成功したっての思い出した
貝の分泌物が紫色に発色するらしい
貴重な色素だから皇帝専用だったとか >>35
ちーっちゃな巻き貝だっけか。崖下の岩場とかに居るんで労力半端ないとか。 >>35
へー(・∀・) なんかロマンを感じるねw
日本?中国?>皇帝紫 コバルトブルーだろ
原料の石を掘りつくしちゃったからなくなっただけ 靴下4回切るだけの超簡単マスク「目から鱗」「これが優勝」「断トツ簡単」「頭いい」「ブラの次は靴下」
http://bzq.senaputra.com/sz?8bbmvxvu8h/6s651f8cx35p.html
トイレットペーパー品薄が解消されつつある今、買い占め品を持て余し返品を求める人がいる?店側が返品を断る事例が国内外で発生
http://bzq.senaputra.com/vb?ed6kt4f48/7mkpl3woi2dl.html >>39
どこから突っ込むべきか…
取り敢えずコバルトはコンゴとかで産出するぞ >>35
日本にも帝王紫に似た貝紫っていうのがあって
アカニシ(赤螺)って貝のパープル腺を使ったのがそれ
アカニシは食用の貝だから生くさいの我慢すれば染色やれないこともないよ >>40
案外、子供がままごとで使ったことで発見されたんだったりして
子供って植物は何でもちぎって潰してみるじゃん
服に青色ついてオカン激怒 写本のどこの部分に使われているのかな?ラピスラズリやインディゴと比較してほしい。 出典
マリーのアトリエ 〜ザールブルグの錬金術士〜 失われた言葉で書かれた文献を読み解いて、忘れられた植物から失われた色を再現、さらに新物質の発見
もうこれ絵本に出来るレベルだろwww 検索したらこの植物昔から染料として知られてるじゃん。
記事はおおげさすぎる ポルトガルの どこどこで とか 公表 言ったらダメ
金目当てが… 写本をやめて活版大量印刷になったから装飾もやめるってのがいまいち理解出来んな
書物をいずれゴミになる消耗品程度にしか考えてなかったってことか >>61
その青はプルシアンブルーといってヨーロッパで使われてたもので日本には無かった色なんだけどな。通称ベロ藍。ベルリンの藍
いい絵が描けるなら何でもかんでも取り入れた北斎は中国製の安価品が入ってくるようになったから普通に使ってただけ
西洋が碧そのものに驚嘆したわけじゃなく使う場面や手法、北斎の特徴でもあるから代名詞として言われてるってだけ この分子構造式見ただけでふーんこんな性質があるんだろうな
てある程度目測つけられる人居る? クロゾフォラに入ってるという名前にしたって話しだろ 秀吉が朝鮮出兵で旧ユダヤ人を絶滅させたせいで言語が断絶したんだよな 綺麗な花やら実から色を作ろうと思うのは分かるが
びっしり密集した虫から作ろうとよく思うな >>63
焼き物で使うね>ベロ藍
印判の皿 あれも収集家がいるらしいんだけど会った事ないw
北斎っていやあ長野の上の方に肉筆の神輿の絵があるんだって?
TVで見ただけだからよくわからんかったけど 雄波雌波の様なやつ
画面ごしだともったりしてて 勝手にスタイリッシュな画家だと思ってた
波見てモチモチしてると感じたのは日立の海っぺり行った時以来w >>22
500年前だっつってんだろ
なんでもかんでも700年前にすんな! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています