北海道警察の30代の巡査部長の男が18歳未満の少女に現金を渡し自宅でいかがわしい行為をしたなどとして書類送検されました。

 児童買春・児童ポルノ法違反の疑いで書類送検されたのは、北海道警察の警察署地域部門に勤務する30代巡査部長の男です。

 男は2019年10月22日、北海道内の自宅で、10歳以上18歳未満の少女に現金を渡し、いかがわしい行為をした疑いがもたれています。

 警察によりますと、男は少女とSNSで知り合い、この日初めて会ったということです。

 少女に関する別の買春事件を捜査中に今回の事件が浮上しました。

 男は1月15日、自分の性的好奇心を満たす目的で、自宅パソコンのハードディスクにインターネット上からダウンロードした児童ポルノ動画を所持した疑いも持たれています。

 調べに対し男は容疑を認め、買春について「さみしさを紛らわせるためだった」などと話しているということです。

 北海道警察は4月22日に男を書類送検するとともに、停職6か月の懲戒処分としました。

 男は4月23日付けで依願退職する予定だということです。

 北海道警本部の高田重栄監察官室長は、「警察官にあるまじき行為であり、関係者および道民の皆様に深くお詫び申し上げます。職務倫理教養を徹底し、職員の身上把握に努め、再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。



yahooニュース(UHB) 4/22(水) 17:41配信
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