新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染者が出ていない隠岐諸島の4町村が水際対策を強化する。本土側の七類港(松江市)と境港(境港市)、出雲空港(出雲市)の3カ所に、5月1日からサーモグラフィーを設置。航路と空路の全ての利用客に体温測定を行い、感染が疑われる場合は来島の自粛を求める。
 体温測定は島根県隠岐の島町、西ノ島町、海士町、知夫村でつくる隠岐町村会が警備会社に委託する。任意のため強制力は伴わないものの「医療体制が弱い離島の住民の安全を守るための対応」として当面の間、実施する。

2020年4月26日
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