三島村の硫黄島で29日朝早く、噴火が発生し、噴煙が火口から1000メートルの高さまで上がりました。
硫黄島で噴火が発生したのは去年11月以来です。

気象台によりますと、29日午前6時9分に三島村の硫黄島で噴火が発生し、
噴煙が火口から1000メートルの高さまで上がりました。
噴火はその後も継続し、午前6時50分に停止しました。
硫黄島で噴火が発生したのは去年11月以来です。

この噴火による大きな噴石や空振は確認されておらず、
地下のマグマなどの動きを示すとされる火山性微動も噴火の前後で観測されていません。
硫黄島では噴火警戒レベル2の火口周辺規制が継続していて、
気象台は、火口からおおむね1キロの範囲で大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。

一方、十島村の諏訪之瀬島では28日から爆発的噴火が相次いでおり、
28日は61回、29日は午前11時までに40回観測されています。

また、先ほど午前11時5分に屋久島町の口永良部島でも噴火が発生し
噴煙が火口から1000メートルの高さまで上がっています。

気象台は、諏訪之瀬島は噴火警戒レベル2の「火口周辺規制」、
口永良部島は噴火警戒レベル3の「入山規制」の範囲内として、引き続き警戒を呼びかけています。
https://www.mbc.co.jp/web-news2/2020042900041841.jpg

以下ソース:南日本放送 04/29 11:58
https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2020042900041841