05月02日 19時04分

新型コロナウイルスの感染拡大の影響でアルバイトの学生も経済的に困っているとして、広島県福山市のスーパーは米10キロを無償で提供するなどの支援を行うことになりました。

これは、親の収入が減り仕送りが少なくなる学生を支援しようと、広島県福山市に本社を置くスーパー「エブリイ」が行うものです。
対象は各店舗でアルバイトをしている学生およそ700人で、1人あたり米10キロを無償で提供します。
米は、飲食店の休業で売り上げが大幅に減っている米問屋から仕入れるということで、準備が整う今月下旬から各店舗を通じて提供されます。
ほかにも、このスーパーは、アルバイトの学生を対象に今月下旬から給与の前払い制度を実施して支援するほか、すべての従業員に給与とは別の「感謝金」やマスク50枚を支給するということです。
エブリイ社長室の丸竹義則室長は「困っている学生をなんとか手助けできないかと思い支援する。地域の従業員とともに新型コロナウイルスと戦っていきたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20200502/4000007550.html