大型連休は6日が最終日です。
例年ならUターンラッシュで混雑する名古屋駅も、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で利用客はまばらで、新幹線のホームは閑散としていました。

JR東海によりますと、東海道新幹線は1日当たり本数を2割程度減らして運行していますが、大型連休の最終日の6日も自由席の乗車率は上り・下りとも多くの列車で10%以下となっています。
名古屋駅でも利用客の姿はまばらで、駅のホームでは多くの売店や名物のきしめん屋も休業して閑散としていました。

一方、5日の東海3県の人出です。
NTTドコモが携帯電話の基地局の情報をもとにまとめた人出のデータです。
5日午後3時時点の人出は、去年の大型連休中の平均と比べて、▽名古屋駅周辺で83%▽名古屋市の栄駅周辺で75.2%と大幅に減少しました。
また、▽岐阜駅周辺では48.5%▽津駅周辺では35.7%▽三重県の近鉄四日市駅周辺では29.7%の減少となり、各地で外出が控えられていることがうかがえます。
また、5日の人出を4日と比べると、▽岐阜駅周辺では1.8%増えたものの▽名古屋駅周辺で0.3%▽栄駅周辺で1.8%▽津駅周辺で3%▽近鉄四日市駅周辺で11.6%、それぞれ減少しました。

05月06日 19時37分
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20200506/3000010572.html
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