2020年5月8日 17時14分
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2020050802100152.html

大阪市の松井一郎市長(56)が8日、大阪府の吉村洋文知事(44)が同日に公表した通天閣と太陽の塔のライトアップについて、大阪城も同様にライトアップするプランがありながら、断念したことを明かした。
「大阪城もライトアップ作戦に参加すべく検討致しましたが、ライトアップ設備経費に月600万円程必要と試算されましたので、費用対効果を考慮しライトアップ作戦は通天閣と太陽の塔にお任せいたします」とつづると、最後に「今後のコロナ対策に益々お金が必要なので吉村知事ごめんね」とつぶやいた。
松井市長が添付したMBSニュースなどによると、吉村知事は同日、外出自粛や休業要請の独自の解除基準、いわゆる「大阪モデル」の達成状況について、8日から大阪府のホームページで公開するとともに、11日から府内にある観光名所の通天閣と太陽の塔をライトアップして府民に知らせると発表。
ライトアップは警戒を示す『赤』、注意喚起の『黄』、基準をクリアしている『緑』の3色で表現するという。
大阪府は8日から7日連続で基準をクリアした場合、5月15日に段階的な解除について判断する予定としている。