三菱自動車が19日発表した2020年3月期連結決算は、純損益が257億円の赤字(前期は1328億円の黒字)だった。赤字は燃費不正問題で1985億円の巨額赤字となった17年3月期以来3年ぶり。米中貿易摩擦による中国経済の減速や、新型コロナウイルスの影響で主力市場の東南アジアなどで販売が低迷したことが響いた。

 為替が対ユーロなどで円高で推移したことも逆風となった。売上高は前期比9.7%減の2兆2702億円、本業のもうけを示す営業利益は88.6%減の127億円だった。

 21年3月期の業績予想はコロナの影響が見通せないため非開示とした。

2020.5.19 17:59 共同通信
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