21日、神奈川県で13人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。このうち3人は県内の病院の看護師で、医療従事者への感染が広がっています。

 神奈川県などによりますと、21日に横浜市旭区の聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院の30代の男性看護師の感染が判明しました。この病院では21日までに入院患者や看護師など79人の感染が確認されています。これまで保健所が3回立ち入り調査を行って感染防止の対策を指導していますが、感染確認が後を絶ちません。また、小田原市の市立病院でも40代の女性看護師が感染しました。この病院では34人の感染が確認されています。さらに、開成町の高台病院の40代の女性看護師も感染が確認され、16日に30代の女性看護師の感染が確認されてから院内の感染者は6人となりました。県内ではこれまでに10カ所以上の病院で院内感染が確認されていて、入院患者や医療従事者への感染が広がっています。
[2020/05/21 23:39]
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