産卵のために小島の周りに集まるカメの数は――。世界最大のアオウミガメの繁殖地として知られるオーストラリア北東部のレイン島で、ドローンで上空から撮影した映像による調査が行われた。その結果、島に集まるカメは6万4千匹に及ぶことが確認された。

 撮影は昨年12月に研究者らが行い、豪クイーンズランド州がこのほど結果を発表した。砂浜で産卵するスペースには限りがあるため、6万匹以上が島の周りの海で産卵の順番待ちをしていた。

 レイン島は豪北東部ケアンズから北西に620キロに位置する21ヘクタールの島で、世界自然遺産のサンゴ礁群、グレートバリアリーフ区域にある。

 アオウミガメは、国際自然保護…残り:212文字/全文:490文字

https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20200614001118_comm.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20200614001116_comm.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/c_AS20200614001115_comm.jpg

2020年6月14日 18時57分 朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASN6G5W1MN6DUHBI024.html