6/29(月) 22:39配信
読売新聞オンライン
 
 環境省と気象庁は7月1日から、熱中症の危険性が高まった場合に、「熱中症警戒アラート」を発表する。当面は関東甲信(1都8県)で試験的に実施し、来年度から全国に拡大する方針。

 環境省が公表している気温や湿度、日射量などを基に算出した「暑さ指数」を使用。暑さ指数が33以上の場合に、アラートを都県ごとに発表する。33以上が翌日に予測される場合も発出する。

 この基準は、東京都の過去5年間の暑さ指数と熱中症の搬送者数などを分析した結果、暑さ指数33以上で重症者と死者が急増していたことから決定した。5〜9月に、7回程度の発表を予想している。

 環境省と気象庁は「災害級の暑さになるとの危機感を持ってもらい、水分摂取やクーラー使用などの予防を徹底してほしい」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1566ec986bb47c00098d58f7bd6cf2d3df65348e