7/13(月) 19:16
毎日新聞

新型コロナ起源調査 WHO先遣隊が北京到着 動物からの感染経路焦点に
=ゲッティ
 中国外務省は13日、新型コロナウイルスの起源を突き止めるための世界保健機関(WHO)の調査チームの先遣隊が、北京に到着したと発表した。11、12の両日、中国側と調査の進め方などについて協議を行った模様だ。

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 中国外務省の華春瑩(かしゅんえい)報道局長が13日の定例記者会見で「中国政府はWHOの専門家が北京を訪れ、新型ウイルスの起源について中国側専門家と協力することに合意しており、2人の専門家がすでに到着している」と述べた。

 先遣隊の2人は動物学と疫学の専門家で、新型コロナウイルスがどの動物からどのような経路で人間に感染したかが調査の焦点になる。ウイルスはコウモリから、さらに別の野生動物を媒介した可能性が指摘されているが、これまでに、特定できるような調査結果は明らかにされていない。

 新型ウイルスの起源については米トランプ政権が一時、最初に感染が広がった武漢市内のウイルス研究所からの流出を疑うなど、外交問題になった。また、オーストラリアなどが新型ウイルスの起源や初期対応に関する国際調査を求めたことに対し、中国側は強く反発している。

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