7/14(火) 12:22配信


 新型コロナウイルス感染症で打撃を受けた業界を支援する政府の「Go To キャンペーン」を巡り、青森県むつ市の宮下宗一郎市長は13日、感染者が急増している首都圏から観光客が訪れる可能性に懸念を示し、市内の観光関連施設の閉鎖を検討していることを明らかにした。

 宮下市長は市感染症対策本部会議で、22日に始まるキャンペーンについて「感染が拡大している局面でやること自体、愚かだ」と批判。23日からの4連休を軸に、市内の観光施設を臨時休業するよう関係部局に指示した。

 具体的な施設は今後決める。釜房山展望台や観光交流センター「北の防人大湊 安渡館」、早掛レイクサイドヒルキャンプ場などが候補となるという。

 下北地域ではこれまで感染者は確認されていないが、感染症病床はむつ総合病院の4床しか用意できていない。宮下氏は会議後、「感染者が多数報告された場合、医療崩壊の恐れがある」と話した。

ソース  https://news.yahoo.co.jp/articles/8485b6119ddc96e58de4e024bf833e3e6ea0f53b