カワサキ・インドネシアは2020年7月10日には新開発の4気筒250ccエンジンを搭載した新型車「Ninja ZX-25R」のオンライン発表会を行いました。


 2019年の東京モーターショーで発表されて以来、多くの話題を集めてきたNinja ZX-25Rは、現在では希少な4気筒250ccエンジンを搭載したスーパースポーモデルです。新設計のエンジンは、かつてカワサキが販売していたZXR250よりボアを広げ、ショートストローク化。

 インドネシア仕様では1万5500rpmで50馬力(ラムエア加圧時は51馬力)を実現しています。

1万7000rpm以上の超高回転型エンジンを搭載したカワサキ「Ninja ZX-25R」(写真はNinja ZX-25R ABS SE)

 また、上級グレードのNinja ZX-25R ABS SEでは、2500rpm以上でクラッチ操作が不要なKQS(カワサキ・クイック・シフター)を標準装備。シフトアップ・ダウン時にスムーズでイージーな操作感を実現しました。

 スタイル面においては、カワサキ・スーパースポーツの最高峰モデル「Ninja ZX-10R」のイメージを投影したもので、スタイリッシュでスポーティな外観とされています。

 そのほか、3モード切替式のトラクションコントロールやアシスト&スリッパークラッチ、LEDヘッドライトなどを備えたNinja ZX-25RおよびNinja ZX-25R ABS SEのインドネシア市場の価格は、STDが9600万ルピア(日本円で71万400円 前後、ABS SEが1億1290万ルピア(日本円で83万5460円前後)となっており、8月よりデリバリーがスタートします。

■カワサキ「Ninja ZX-25R」/「Ninja ZX-25R ABS SE」
全長:1980mm
全幅:750mm
全高:1110mm
軸距:1380mm
シート高:785mm
車重:180kg(182kg)
エンジン:水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
排気量:249.8cc
ボア×ストローク:Φ50mm×31.8mm
圧縮比:11.5:1
最高出力:50ps/15500rpm(ラムエア―加圧時は51ps/15500rpm)
最大トルク2.3kg-m/14500rpm
ミッション:6段
燃料タンク容量:15L
ブレーキ:
フロント310mmディスク+4ポットキャリパー
リア 220mmディスク+1ポットキャリパー
タイヤサイズ:
フロント110/70R17
リア150/60R17
現地価格:9600万ルピア(1億1290万ルピア)

バイクのニュース編集部

7/15(水) 9:01配信 バイクのニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/c4589a6bed93a87ae2888032b0b0ec96cb439231
インドネシアで正式発表されたカワサキ「Ninja ZX-25R」(写真はNinja ZX-25R ABS SE)
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