欧州に比べ、東アジアで新型コロナウイルスの感染者や死者が少ないのは、
血圧の調整に関係する遺伝子のわずかな違いが原因の可能性があるとする研究結果を
国立国際医療研究センターの山本直樹特任部長(ウイルス学)らのチームが1日までにまとめた。

これまでマスク着用などの生活習慣や医療提供体制の違い、免疫の関与などさまざまな説が出ていたが、新たな見解を示した。

山本特任部長は遺伝子の違いを調べることで、「感染のしやすさや重症化のリスクを予測することができるのではないか」と考えている。
https://www.chunichi.co.jp/article/97936