小学5年生の息子がある日突然、いじめの「加害者」としてクラスメイトの保護者から訴えられた。子どものいじめ騒動に一家で向き合った実話を描いたコミックエッセイ『息子がいじめの加害者に? 大原さんちの大ピンチ』が話題を呼んでいる。「相手がいじめと受け取れば、それはいじめ」との考えを大前提に、謝罪から解決まで至ったリアルなエピソードと対処法は、知っておきたい情報が満載だ。著者の大原由軌子さんに話を聞いた。

いじめる子は“問題”を抱えている場合が多い

──どんな「いじめ」があったのですか?

【大原由軌子さん】お掃除の時間に2日連続で遅れてきた友だちに、正座を強要し、掃除用具室に閉じ込めたと聞きました。後から知ったのですが、そのクラスの元担任が、正座で反省させるという教育方針を取っていたらしく、それが子どもたちの間でも浸透してしまっていたそうです。

──相手の保護者から、いじめの「加害者」だと言われたときの心境はいかがでしたか。

【大原さん】とにかくショックでした。どんな理由があったにせよ、「相手がいじめだと受け取れば、それはいじめ」というのがわが家の共通認識でしたから。そしてすぐに「私の子育てが間違っていたのだろうか?」という考えに至りました。

ご自身を責めてしまったんですね?

【大原さん】というのも、実は以前、息子はいじめの「被害者側」になったことがあったんです。その際に相談した小児専門の精神科医の先生から、「いじめる子は、友人関係なり学校なり、そして家庭なり、何かしら問題を抱えている場合がとても多い」というお話を聞いていたんです。

──つまり、まずは家庭の問題として捉えたわけですね。

【大原さん】まだ原因がわからない段階でしたが、もし家庭に原因があるのなら、親が意識することでいい方向に変えられるのではないかと考え、まずは家庭に向き合うことからスタートしました。

漫画
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長いので続きはソースで
ORICONNWES 8/3(月) 7:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c66d3de4bb927a3e4fdc0b045337765c3f5337e7