カレーの歴史は中世イギリスから始まる。

元々古代インドの香辛料には胡椒や生姜、ターメリック(鬱金)など中国経由で日本に伝わってものが主流だった。
カレーによく利用されるクミン、コリアンダー、シナモンは古代エジプト、
カルダモンやクローブはインドネシア、チリ(唐辛子)は中南米が原産地であり、
イギリスが東インド会社で植民地経営を行い、高価で輸送しやすい香辛料を
世界中から集め現地人に大量栽培させた事でインドに広まった。

プランテーションで他のものが作れなくなり、香辛料だけが溢れる国になったせいでインド料理は今のような感じになってしまった。

なお、サフランライスもイギリスの14世紀の宮廷料理にレシピが載っている。
インドからイギリスに伝わったと言うのは間違い。