0001首都圏の虎 ★
2020/08/27(木) 08:24:00.34ID:uCEJ0yJ89「1982年から1998年にかけて、少なくとも71人の女性を殺害した」
「正直、本当に殺した数は多すぎて覚えていない」
これは、数多くの罪なき女性を殺害したゲイリー・リッジウェイの証言だ。最初の被害者数名の遺体がワシントン州のグリーン川で発見されたため、彼は「グリーン・リバー・キラー」というニックネームで呼ばれている。2001年に逮捕されるまで、数多くの女性が犠牲になった。
驚くべきことに、彼は自分が殺した被害者の遺体と「性交」したとも話した。連続殺人犯の中には、「セックス」への執着心が異常に高かったり、「対人恐怖症」を抱えていたりする者も多くいる。彼らにとって、「死体との性行為」はさほど珍しい行為ではないのだ。
逮捕後、ゲイリー・リッジウェイ本人はその理由について、「死体とのセックス自体から新たな喜びは得られないが、生きている別の売春婦を見つけて殺すよりもリスクが低く、安全だった」と語ったという。
前述の通り彼は2001年に逮捕され、被害者は48人まで特定された。しかしリッジウェイのように数多くの犠牲者を出した連続殺人犯には、余罪がある可能性が非常に高い。最終的に彼が殺したとされる女性は「49人」に上り(※)、被害者数が明らかなアメリカのシリアルキラーの中でもトップクラスだ。
そのうえ本人が自白した被害者の数は、冒頭の発言の通り「71人」である。ここまで悲惨な事件を起こした「グリーン・リバー・キラー」は、どのようにして生まれたのだろうか。
(※):49人目の被害者については、リッジウェイ本人が犯行を認めているものの、遺体の一部しか発見されておらず身元特定には至っていない。
略
凶行へと至った彼の心理
ゲイリー・リッジウェイの証言から見えてくるのは、彼が「何の後悔も不快感もなく71名を殺害した」という事実だ。多くの人間はそもそも他者を殺せないし、仮に殺したとしても後悔の念は非常に大きい。彼はなぜあのような凶行が可能だったのか? その答えは、彼自身の心が、すでに幼少期の段階で「壊れていた」からである。
前述の通り、幼少期の彼は暴力的な母親から抑圧されて育った。元妻が語ったところでは、母親は生活の他の面でも、ゲイリーに何一つ満足していなかったという。幼少期に愛情の源泉であるはずの母親から「自分がこの世に生きていること」自体を否定され、「自分の生」を肯定的に受け入れることができない人格が形成されていたのだ。
そうなった人間の中には、自身を「醜い」と思い込んでしまう者もいる。かわいらしい子犬や楽しそうに笑う同級生たちが、自分の対極にいる「破壊願望の対象」だと見えることもあるだろう。
母親から「自己の存在」そのものを否定され続けたゲイリー・リッジウェイは、他者を71回も否定(殺害)し続けなければ、生きていけなかったのではないか。そして、その暴力性は性的欲望と結びつき、また、母親を思い起こさせる女性と出くわす度に燃え上がったのだろう。これが「グリーン・リバー・キラー」誕生の真相である。
このような惨劇を二度と引き起こしてはいけない。そのためにも、特に0歳から4歳までの「臨界期」の子供たちが「虐待」や「ネグレクト」されないように、社会全体でしっかりとしたセーフティネットを確立しなければならない。誰もが一度きりの人生を全うできるように。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/93337deedb04efdbf17b905ef75caa77a07fa2e2?page=1
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