岐阜県内の河原で車が立ち往生し、日本自動車連盟(JAF)のロードサービスを要請するケースが増えている。新型コロナウイルスの影響で、利用者が密接しやすいプールなどの運営が自粛される中、遊泳やバーベキューなど河川でのレジャーに注目が集まっていることが一因とみられる。

JAFのロードサービスは、あらかじめ契約した車が故障や事故に遭った際、応急的な処置やレッカー移動を行う。JAF岐阜支部によると、こうした救援要請は8月1〜16日に49件あり、前年同期比11件増となった。今年は7月豪雨の影響で、河原の砂利が緩んでいるおそれがあるという。JAFは、車で乗り入れる際には砂や土への進入は避けてほしいとしている。

同支部事業課の酒井信一課長は、「四輪駆動車でも過信は禁物。車が動かなくなったら、ロードサービスに救援を求め、プロに任せてほしい」と呼びかけている。

2020/08/31 08:28 読売
https://www.yomiuri.co.jp/national/20200830-OYT1T50165/