磁気健康器具の預託販売を展開した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、主力商品のベルトに使っていた磁石は原価が一つ30円程度だったことが21日、関係者らへの取材で分かった。元会長の山口隆祥容疑者(78)らは顧客に「レアメタル(希少金属)」「一つ2千〜4千円」などと虚偽の説明をして、1500個使っているとするベルトを磁石の原価の100倍以上となる600万円などで販売していた。

 警視庁などの合同捜査本部は、元手の掛かっていない商品を価値が高いと見せかけて、顧客に高額の出資をさせていたとみて調べている。

Yahoo(共同通信) 9/21(月) 21:06
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