米共和党のトランプ大統領(74)は29日、11月の大統領選に向けた第1回候補者討論会で、郵便投票が増加していることについて「これまで見たこともないような詐欺が起こる。何カ月も結果が分からないかもしれない」と述べた。

 民主党候補のバイデン前副大統領(77)は「連邦捜査局(FBI)も郵便投票が不正に操作される証拠はないとしている。トランプ氏は人々を投票から遠ざけようとしている」と語った。

 第1回討論会は中西部オハイオ州で開催され、全米に中継された。討論会は10月22日まで計3回予定されている。【ワシントン鈴木一生】

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