秋田県は6日、仙北市の農産物直売所「むらっこ物産館」で販売された「ハタケシメジ」が、形の似た毒キノコ「クサウラベニタケ」だったと発表した。

 同市内の家族3人が食中毒になったとみられ、県は販売されたキノコの返品を呼びかけるとともに、食品衛生法に基づく調査をしている。

 県の発表などによると、クサウラベニタケは4、5日に1パック200円(税込み)のハタケシメジとして販売された。計7袋が売れたが、5日に同市内の男性が「前日買ったキノコを食べたら、妻など家族3人が下痢などになった」と返品に訪れたという。

 クサウラベニタケはハタケシメジやホンシメジなどと間違えやすく、食べると嘔吐おうとや下痢、腹痛などの症状を起こす。県は、誤って食べた場合はすぐに医療機関を受診するよう呼びかけている。返品の連絡先は同直売所へ

2020年10月7日 12時45分 読売新聞オンライン
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