米ワシントン大の保健指標評価研究所(IHME)は16日までに、新型コロナウイルスによる国内の累計死者数について、
来年2月1日までに78%増の38万9087人になるとの予測を発表した。

米国ではこれまで800万人近くが新型コロナに感染、21万8000人近くが死亡している。

同大のモデルによると、全米国民がマスクを着用した場合、累計死者数は31万4000人に減ると予想される。

逆にマスク着用令が緩和された場合、死者数が47万7000人を超える可能性もあるという。

今回のデータでは若年層の感染が増えているため、前回のモデルに比べると予想死者数は減った。
5日前に発表された前回モデルでは、2月1日までの死者数を約39万5000人と予想していた。

ただし、IHMEの研究者は「死者数はこれから下げ止まり、今後1〜2週間で増え始めると予想される」と説明。

米国は欧州に比べ冬季の感染拡大が始まるのが遅かったとも指摘し、たとえ多くの州が年末までに制限措置を復活させたとしても、
来年1月には1日の死者数が2000人を超えるとの見通しを示した。
https://www.cnn.co.jp/usa/35161058.html