https://mainichi.jp/articles/20201016/k00/00m/040/183000c

大阪出入国在留管理局(大阪市住之江区)は16日、入管施設の外国人収容者から香水を受け取るなどしたとして、20代の男性入国警備官を戒告の懲戒処分にした。警備官は同日付で依願退職した。

 大阪入管によると、警備官は2019年9月、収容者が知人を通じて贈った香水やタオルの詰め合わせ(1万1000円相当)を受け取った。その返礼として、おにぎりや缶ビール、レトルトカレー、ビーフジャーキーを差し入れたという。

 同年12月、別の収容者から入管に情報提供があり発覚した。大阪入管は「遺憾であり、信頼回復に取り組みたい」とコメントした。