米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米国の新型コロナウイルスの累計感染者数が16日(日本時間17日)、800万人を超えた。
死者数は22万人に迫り、いずれも世界最多だ。感染者の増加ペースが再び速まっており、米メディアは「第3波が近づいている」と警告している。

米国の1日あたりの新規感染者数はここ数日、5万人を超えている。
米CNNによると、ウィスコンシンやイリノイなど中西部を中心に30州以上で新規感染者数が増加傾向にある。

米国ではこれまで、ニューヨーク州を中心に感染が広がった4月上旬、
フロリダやテキサス州などで急増した7月中旬の2度にわたり、流行のピークが起きていた。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20201017-OYT1T50106/

米コロナ感染者、800万人に 冬を前に新規感染ペース加速
https://www.cnn.co.jp/usa/35161088.html
(CNN)米国で16日、新型コロナウイルスの累計感染者が800万人を超えた。
冬を前に感染ペースが加速しており、各地の保健当局は対応に躍起になっている。

ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると、感染者数は日ごとに増加。
ここ1週間は毎日平均5万3000人以上の新規感染者が報告され、1カ月前から55%以上増えた。16日も同様の感染者数が確認された。

これまでとは異なり、感染拡大を免れている地域はないとみられる。

春以降は比較的落ち着いていた北東部でも感染者数が増加に転じ、大平洋岸北西部も同じ状況にある。
中西部でも新規感染ペースは衰えていない。

州保健当局によると、16日には少なくともイリノイ、ノースカロライナの2州で過去最多の感染者が報告された。

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、年末を前に感染ペースがあまりに上昇していることに危機感を表明。
他の専門家も、今年は非常に難しい冬になると指摘している。