慶讃法要のロゴマークを披露する浄土真宗本願寺派の関係者=京都市下京区の西本願寺で、矢倉健次撮影
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 浄土真宗本願寺派は本山・西本願寺(京都市下京区)で、宗祖・親鸞の生誕850年となる2023年に予定している慶讃法要の概要を発表した。23年3月29日〜5月21日に6日間ずつ5期に分け、西本願寺の御影(ごえい)堂などで営む。期間中の参拝者は約7万人を見込んでいる。

 スローガンとロゴマークも公表した。スローガンは同派の僧侶や門徒らの投票で選ばれた「ご縁を慶(よろこ)び、お念仏とともに」。ロゴマークは、ハスの花をイメージさせる意匠と親鸞生誕850年、主著「教行信証(きょうぎょうしんしょう)」が著されて立教開宗とされる1224年から800年目となることを示すデザインで、パステルカラーが用いられた。8の部分は色分けされ「Shinran」の頭文字「S」が隠れているようにも見える。

 同派はスローガンやロゴを今後、ポスターや出版物などに使用し、普及を図る。同派の足利善彰総務は「ロゴマークは初めて見たが、明るくて良いデザインだと思う。スローガンとともに、お念仏が広まれば」と話した。【矢倉健次】

毎日新聞 2020年10月21日
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