厚生労働省は30日、2017年に大学卒で就職した人のうち3年以内に仕事を辞めた人の割合が前年比0・8ポイント増の32・8%だったと発表した。
高校卒業者は0・3ポイント増の39・5%で、3年連続で40%を下回った。

厚労省の担当者は「人手不足により就職の選択肢が多く、ミスマッチを防ぐことができたため、
ここ数年は離職率の低い状況が続いている」と分析している。

今年3月末までの離職を集計しており、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出るかどうかは今後注視していくという。
https://www.daily.co.jp/society/economics/2020/10/30/0013825518.shtml