0001蚤の市 ★
2020/11/08(日) 14:20:04.74ID:rU5103Ii9「民主主義」のために沈黙した
匿名アカウントでの声明文は9月4日に出された。「すべての馬鹿げた革命に抗して」というタイトルを掲げ、次のように記されていた。
<最初は、その身近すぎる男性の将来のために黙りました。次に、一緒に活動する仲間たちのために黙りました。「話せばわかる人だから」という言葉に黙り、「反差別」や「民主主義」のために黙り、「社会運動の未来」のために黙りました>
記者はこれまで何度かデモや抗議活動を取材した。現場でマイクを握っていた人の多くは男性だった。組織内でのセクハラを聞いたこともあったが、個人的で限定的なものだと考えていた。だが、上記の声明文を目にして感じたのは、「被害が埋もれる理由のひとつに、社会運動という環境があるのではないか」ということだった。
ジャーナリストの広河隆一氏による性暴力問題も思い出された。理念に共鳴し、相手を信頼しているために加害から逃れにくく、被害を受けた後も沈黙せざるをえない……。そんな共通した構造があるのではないか。今回の発信の背景を知りたいと思い、取材を申し込んだ。
「運動に水を差すから」とためらった
10月上旬、オンラインでのイ…(以下有料版で、残り4695文字)
毎日新聞2020年11月8日 14時00分(最終更新 11月8日 14時00分)
https://mainichi.jp/articles/20201107/k00/00m/040/266000c