【ワシントン=鳳山太成】米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選を確実にしたことで、米国のエネルギー・環境政策は一変する。太陽光や風力発電の促進で2050年までに温暖化ガスの排出ゼロをめざし、現政権が離脱した温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」に21年1月にも復帰する。国際社会の脱炭素の流れが加速し、企業も対応を迫られるだけでなく、バイデン氏の国際協調路線の象徴となる。

バイデン氏は「気候(以下有料版で、残り742文字)

日本経済新聞 2020年11月8日 23:00
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO65975470Y0A101C2FF8000?s=5