https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2011/09/news064.html

福井県の産業を支援する公益財団法人ふくい産業支援センターが運営するポータルサイト
「ふくいナビ」の全データが、サーバ管理会社であるNECキャピタルソリューションの社内手続きミスにより、完全に消失した。
データの復旧も不可能という。同センターが11月5日付で発表した。

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発表によると、同センターとNECキャピタルソリューションは、今年10月31日までふくいナビのクラウドサーバの
賃貸借契約を結んでおり、10月13日にその契約を更新していたが、NECキャピタルソリューションの社内手続きのミスで
更新の手続きがされておらず、貸与期間が終了したとして全データが削除されたという。

これにより、システムの全プログラムが完全に消失。同センターが登録したデータや、ユーザーが登録したデータ
(メールマガジンの配信先や配信内容など)も完全に消失した。

プログラムの再構築は可能だが「相当の期間が必要」で復旧のめどは立っておらず、データは
「完全に消失し復旧が不可能な状態」としている。ユーザー情報の漏えいはない。