東京五輪・パラリンピック観客数上限など来年春までに判断 感染症対策調整会議
11/12(木) 13:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae8b402e39ac5fd896ff0dbb2e298406f1cd747b

 来夏に延期された東京五輪・パラリンピック開催へ向け新型コロナウイルス感染症対策を検討する国と東京都、組織委員会の調整会議が12日、首相官邸で行われ、観客受け入れ数の上限や外国人観客の入国に関する具体的な対応を来年春までに決める方針を固めた。

 観客数の上限はプロスポーツなどと同様に国の規制に準じるが、感染状況などは流動的で事態の推移を見極める必要がある。一方で削減が決まった場合は払い戻しなどの手続き期間も必要のため来年春を期限とした。

 選手団と違い入国後の管理が難しい外国在住観客については、居住国出国前の健康管理や入国後の接触アプリによる行動記録確保などが基本。組織委の武藤敏郎事務総長は「対応に限界があることを前提に全体の仕組みを考える」と説明した。