大阪モノレール延伸工事めぐり情報漏洩 60歳大阪府職員が懲戒免職
11/13(金) 19:36配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/676b33c104deddb5e6efdb8b354fc76fd64f2d64

大阪モノレールの延伸工事をめぐり、事前に工事業者に入札に関連する資料を渡したとして、大阪府の60歳の男性職員が、懲戒免職の処分を受けました。

懲戒免職となった大阪府都市整備部の60歳の課長補佐は、3月、かつての上司が勤める建設会社大手「鴻池組」の社員らと会食をした際、求めに応じ入札に関連する資料を渡したということです。金品の授受は確認されませんでした。課長補佐は、地方公務員法違反容疑ですでに書類送検されています。大阪モノレールは、門真市駅から東大阪市の瓜生堂まで約9キロ延ばす予定で、2029年の開通を目指していますが、4月、工事の情報が漏れているとの匿名の投書があったため、大阪府は入札の手続きを中止し、調査をしていました。不正に入札を行おうとした「鴻池組」に対しては、1年間の入札参加停止の措置をとりました。