死んでもいい犯罪者はいくらでもいる
殺されて当然、死刑になって当然という人間はいる
そんな奴の人権なんてどうでもいい
問題は殺す方。それはサインをする法務大臣でも
法務大臣に上げる最終責任者である刑事局長でもない
実際に首に縄をかけ吊るし、後片付けをする刑務官だ
人を殺す以上は人間が手を下さなければならない

死刑執行は午前中に行われるが刑務官は半日の仕事で
一日分の給料が出る。そりゃそうだろ、心労はそれくらいある
死刑のスイッチは3人で押すが1人で十分なため、2人は余剰人員
でも、一人にスイッチを押させるわけにはいかない
その刑務官は自分が殺したという心労を背負うからだ
もしも死刑が正当なものであるならば
明らかに無駄な人件費をかけてまで死刑制度を存置していることと矛盾する
制度として人を殺すというのはそういうこと
人間ができるの限界は、犯罪者の自由を一生奪うこと
終身刑が精一杯だ