おととしの競りで200万円で落札され「世界で最も高いカニ」として、当時のギネス世界記録に認定されたズワイガニが死にました。飼育していた施設は、今後、剥製にして展示することにしています。

このズワイガニは、おととし「松葉がに」と呼ばれるオスのズワイガニの最上級ブランド「五輝星」として、200万円で競り落とされ「競りで落札された最も高額なカニ」として、当時のギネス世界記録に認定されました。

ズワイガニは、鳥取市にある「とっとり賀露かにっこ館」に落札者が寄贈し、およそ2年間にわたり展示・飼育されてきましたが、23日に死んだということです。

「かにっこ館」によりますと、ズワイガニの寿命は15年程度と言われ、水揚げされた時に、すでに12歳から16歳と推定されていたため、死んだのは寿命だとしています。

「かにっこ館」は「長生きし、天寿を全うできてよかったです。多くの人に、驚きと感動を与えてくれて感謝しています」とコメントしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201124/k10012728421000.html