スリランカ、ごみをあさるゾウの悲劇 人とゾウが死ぬ事態に
TBS 25日 17時57分
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 スリランカでは「国の宝」とされている野生のゾウ。
このゾウたちが野生動物保護区から出てきて、お腹が減っているのか、
近くの埋め立て廃棄場でごみとなった野菜を食べる姿が日夜目撃されています。

 中には、プラスチックごみを食べてしまうゾウも増えていて、
今年に入って過去最多の361頭が命を落としたということです。

 そこで、州政府はごみ廃棄場のまわりに壕を掘ったり、
電気柵を設ける対策に努めていますが、他にも問題があります。
以前、このあたりは数百頭が移動する「ゾウの回廊」でした。
そのため、住民が野生のゾウに襲われて死亡することも珍しくなく、
住民とゾウの間に悲しい出来事が続いています。