【モスクワ=田村雄】ロシア国防省は1日、クリル諸島(北方領土を含む千島列島)に地対空ミサイル「S300」を初めて実戦配備したと発表した。露国防省は具体的な配備場所を明らかにしていないが、ロシアの軍事ニュースサイトは択捉島を配備先に挙げており、北方領土に配備された可能性がある。

 S300は中距離弾道ミサイルの迎撃も可能で、露軍は中東シリアの内戦にも投入している。ロシアは北方領土の軍備拡充を図っており、今年10月には最新型の主力戦車T72B3の配備を開始したと報じられた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/657a3d13d8ec63fa0b8b6204ff91f53aa407e4e3