ホンダ・ヨーロッパは、CRF250RALLYの後継機種となるオフロード車「CRF300RALLY」を欧州市場に導入します。

 2017年より導入されれているCRF250 RALLYは、CRF250Lをベースに開発されたモデルで、ホンダがレースで使用する「CRF450R RALLY」のイメージを踏襲したアドベンチャーモデルです。

 CRF250 RALLYの後継車として登場したCRF300RALLYは、最高出力を10%向上させた20.1kW/8,500rpm、最大トルクを18%向上させた26.6Nm@6,500rpmを発生する排気量286 ccのエンジンを搭載するとともに、1速から5足のギア比を短くしてレスポンスを向上させ、高速巡航での快適性を高めています。

 また、アシスト/スリッパークラッチを採用することで、後輪のコントロール性を向上したCRF300RALLYでは、横方向に柔軟性のあるフレーム、グランドクリアランスの向上、サスペンションのロングトラベル化、ライディングポジションの見直し、4kgの軽量化などにより、あらゆる路面で優れたハンドリングを実現します。

 なお、日本市場においては12月17日に249ccのエンジンを搭載した「CRF250RALLY」及び「CRF250RALLY〈S〉」(前後のサスペンションストロークを伸長させたハイシートモデル)が価格(消費税込)74万1400円で発売されます。

バイクのニュース編集部
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