北海道旭川市は12月4日、新たに新型コロナウイルスの感染者が7人死亡し、29人の感染が確認されたと発表しました。

 亡くなったのは年代・性別非公表で、12月2日から4日にかけて死亡しました。いずれも病院で治療を続けていた患者だということです。

 旭川市内で1日7人の死者確認は、8人だった12月1日に次ぐ2番目の数です。


 これまでのクラスターが拡大しています。

●吉田病院
 新たに6人(患者4、看護師1、職員1)の感染が確認され、この関連の感染者は計173人(職員46、患者108、非公表16、北海道発表分3)となりました。


●旭川厚生病院
 新たに17人(患者13、看護師4)の感染が確認され、この関連の感染者は200人を超え、計201人となりました。

 さらに同病院は感染者が214人(職員と関係者71、患者143)になったと公表し、国内最大となりました。

●北海道療育園
 新たに女性職員3人の感染が確認され、この関連の感染者は計28人となりました。


【このほかの感染者情報】
・20代女性(職業非公表):濃厚接触者は確認済み
・50代男性(職業調査中):濃厚接触者は確認済み
・20代男性 会社員:濃厚接触者は確認済み

 旭川市内の病床使用率は、前日から1%減り約60%となっていますが、最大のクラスターが200人を超えたこともあり、依然として厳しい医療提供体制は続いています。

https://www.uhb.jp/news/single.html?id=16605