政府のコロナ対策分科会は、感染が急拡大し、歯止めがかからない地域はGoToトラベルの一時停止や飲食店の営業時間を午後8時までにすることを検討すべきなどとした提言をまとめました。

「高止まりというのは、安心材料というよりもむしろ心配材料。まだ(対策が)足りないんだということです。したがって、さらなる強化が必要だということです」(新型コロナ対策分科会 尾身茂会長)

分科会では、東京や大阪、北海道など感染が急拡大しているステージ3の地域を3つのシナリオに分類。このうち、感染が高止まりしている地域は、飲食店の営業時間短縮要請の継続や必要に応じて営業時間を午後8時までとすることを検討するよう求めたほか、GoToトラベルやイート事業の一時停止などを提言しました。

また、分科会では、感染拡大継続地域ではテレワークを5割にするなど目標の設定や、県をまたぐ移動の自粛要請など緊急事態宣言で出されるような強い措置も求めました。

11日 15時14分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4148681.html