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東京都内で、新型コロナウイルス対応として確保されている病床のうち、当日使える病床の使用率が9割を超えていることがわかった。

関係者によると、都内の新型コロナウイルスの確保病床のうち、当日すぐ使えるものについては、20日の時点でICU(集中治療室)が91%、HCU(高度治療室)が95%、一般病床が94%使用され、医療状況は非常に逼迫(ひっぱく)しているという。

また19日は、保健所から東京都に入院調整が210件依頼されたが、当日使える病床は125床しかなかったという。

関係者は、「広島で自宅待機中の患者が死亡したようなことは、東京でもいつ起こってもおかしくない」と述べ、危機感を募らせている。

2020年12月21日 月曜 午後2:52
https://www.fnn.jp/articles/-/122404